冷凍食品や生ものなどを購入した際についてくる保冷剤。
何かに使う時があるかもと、ついつい多めにストックしがちではないですか?
私も常に何個か冷凍庫に保管しています。
そんな保冷剤、保管するにはしているけれど、そういえば使用期限てあるのかなと気になりますよね。
ここでは、
「そもそも保冷剤に使用期限てあるの?」
「保冷剤の捨て方」
「保冷剤を再利用する方法ってある?」
というテーマに沿ってお話していきます。
そもそも保冷剤に使用期限ってあるの?
まず、気になる使用期限についてですが、結論から申し上げますと、
明確な使用期限は決まっていない
です。
食べ物ではないですし、一般的な保冷剤に関しては明確に使用期限を決めてあるものはほとんどないようです。
しかし中には特殊な内容物で作られた保冷剤も存在し、それらは約1週間~10日程度の期限となっています。
一般的な保冷剤に関しては、中身が飛び出てきたりしない限り、半永久的に使用することができます。
何回も繰り返し使用したからといって、保冷効果が低下するということもありません。
しかし、外出時のお弁当や食品の傷みを防ぐなどの目的で併せて使用する際は、何回も使用した保冷剤の場合、匂い移りや細菌の繁殖するリスクもあるので、新しい方のものを使用したり、清潔に保管するように心がけましょう。
じゃあアイスノンにも使用期限がある?
では、発熱時やケガをした時などに使うアイスノンには使用期限があるのでしょうか?
アイスノンに関しても保冷剤同様、明確な使用期限は設けられておらず、繰り返し使用できるとのことです。
この場合も、反復して利用したからといって冷却効果が落ちるということはないようです。
保冷剤の捨て方、地域でも確認しましょう
上記でも述べたように、袋が破けて中身が出てこない限り使える保冷剤ですが、仮に中身が出てきた場合は捨てましょう。
中身の正体は、高吸水性ポリマーといわれる物質で直接手で触っても害はないです。
しかし、もし口に入れてしまうとその性質上体内の水分を吸収してしまい、腹痛や喉の痛みを伴う可能性もあります。
特に小さなお子さんがいる場合は注意したいですね。
捨て方に関しては、高吸水性ポリマーは可燃物として処理できますので、燃えるゴミとして扱って大丈夫です。
ちなみに、アイスノンに関しては、プラスチックゴミとして扱います。
いずれにせよ、お住まいの自治体で確認して処分して頂くと確実かと思います。
使用期限のすぎた保冷剤を再利用する方法ってある?
では、中身が出てきてしまい使えなくなった保冷剤、もしくはストックが増えすぎてしまった場合の保冷剤の再利用方法はないのでしょうか?
実は、中身の成分である高吸水性ポリマーは水分を吸収するのみでなく、表面が凸凹しており表面積が広いため、匂い成分も多く吸着できるという性質を持っているのです。
そこでオススメなのが、消臭剤としての再利用方法です。
方法としては、常温に戻した保冷剤の中身を出すのみです。
その高吸水性ポリマーを適当な器に入れてそのまま消臭剤として利用してもいいですし、濡れたタオルなどに包んでお部屋の中で軽く振るだけでも、こもった匂いがすっきりしますよ。
まとめ
ここでは、保冷剤の使用期限についてお話してきました。
一般的な保冷剤に関しては明確な使用期限はないですが、中身が出てきたり匂い移りが気になる場合は、燃やすごみとして処分しましょう。
再利用する場合には消臭剤として使用して頂くのもありです。
ぜひ一度お試し下さい。最後までお読み頂き、ありがとうございました。